2022.5~7 きゅうりの成長
来年以降の参考と反省を生かすべく記録をとってきた「きゅうり」。
5月 植え付け
植え付けから4日で雄花がちらほらつきました。
プランターの土は何かしらの花を植えていたあとしばらく放置してあったものです。
一度すべて取り出し、残っていた根や雑草などを取り除いて培養土を足しています。
土の再生などは全然考えていませんでした。
植え付け時よりも葉の数が増えて草丈も伸びてきました。
草刈りをしていた近所の空き地から、刈草を頂戴して敷きました。
厚く敷くと、敷き藁と土の間に根を張るということで、薄めに敷いたつもりです。
6月前半 生育状況に差がでる
植え付けから2週間ほどで5節目まで育ちました。
5節目までについた雌花や伸びだした子ヅルは適宜摘んでいきました。
左右の苗で成長に差が出ました。
理由は日光の当たり方だと後々判明しました。
プランターの右側の苗は東側に位置しているので、朝~昼の日光が良く当たります。
そして大きく育った葉は、左の苗に対して日光を遮ります。
なので、右の苗は濃い緑の大きな葉が育つ反面、左の苗は緑が薄く成長が鈍化しました。
画像のように草丈にこそ差はありませんが、葉の大きさと色には明確な差ができました。
こうなると一層左の苗は日光を遮られます。
また細いツルがでて自力で支柱に巻き付いて支えられるようになっています。
6月後半 初めての収穫
成長の度合いから予想通りというか、1本目の収穫は右の苗でした。
少し大きくなったかな、と思った雌花が2日で一気に立派なサイズになりました。
実がついたなと確認できた17日から4日目で28㎝の大きさになりました。
ファームオーナーの次女いおりの手によって今年の1本目を収穫。
夜には妻の手により「わさび漬け」となりました。
おいしく頂くまでが家庭菜園です。
2本目を確認できましたが、随分曲がっており先細りした不格好なものでした。
考えられる原因は
- 高温、低温などの気温によるもの
- 水のやりすぎ、または乾燥
- 栄養不足
先細りの症状からも「栄養不足」を疑いました。
他にも雌花はついても実にならない、ツルの成長が鈍化してきたなどの症状もみてとれたので、
肥料が足りていないという判断をしました。
また敷き藁を薄く敷いたつもりが、土と藁の間に根が出ていたので培養土に化成肥料をまぜ
根が隠れるように敷きなおしました。
効果があったのかどうなのか。
立派に育ち始めました。
先細ってた影響からか、上半身マッチョな見た目ではありますが、曲がりも少なく、ツルもまた伸び始めたように見えます。
栄養不足の判断でよかったようです。
7月 2本目収穫と芽止め
次女により2本目の収穫が行われました。
1本目よりも大きく育ったきゅうりですが、1~2日くらい収穫が遅かったかなという印象。
漬物にしておいしくいただきました。
左の苗の成長点が180㎝程度に達したので、これ以上伸びると作業がしにくいので芽止めしました。
途中からこのきゅうりはいわゆる”ふしなり”で、子ヅルが出ないタイプとわかりましたので、今後も多くの収穫は見込めなさそう。
そして、芽止めをした後に左の苗の葉2~3枚に謎の症状がでました。
調べても何の症状かわからず、とりあえず放置ですが、枯れるなど最悪な状態にならないよう祈ります。
画像検索で調査しましたが、葉の症状が似ているものはいくつかみつかるものの、
茎や根、実など他の部分の状態と総合的に判断すると該当するものが見当たりませんでした。
もしかしたら時間の経過で他に症状がでてくるのかもしれませんが、
とりあえず経過観察していきます。
ここまでのまとめ
去年はほぼ実をつけることなく枯らしてしまったきゅうりですが、
今年はここまで3本収穫(3本目は今回は入っていません)できました。
ただ、雌花が実になることなく落ちていくことが多いので、追肥の頻度や水やりが
うまくいっていないのだろうなと思います。
また被害が出始めたウリハムシと謎の病気の症状。
害虫対策は明確にしていなかったので、この先は気を付けていきたいと思います。
まだまだ実を付けてくれるであろうきゅうりをこの先もしっかり記録していこうと思います。