いおファーム~次女とおやじの家庭菜園~

教育と趣味を兼ねた次女との家庭菜園の日々

文化の継承を考える

文化の継承と大きく解釈したタイトルを付けましたが、そう大層な話ではないです。今日は旦那実家の法事でした。旦那の祖父の十三回忌と曾祖母の・・・・何回忌かは不明ですが一緒にということらしいです。

法事

 冒頭の通り、本日は旦那の実家の法事でした。といっても十三回忌とあってか規模は最小限に、家族と旦那父の兄弟家族のみでした。10時にお寺の住職が来られてお経をあげるという予定でしたが、日曜日は毎週、子供たちが10時まで教会へ行っています。

 我が家はキリスト教徒ではありません。しかし、長女も次女もプロテスタント教会併設の幼稚園へ通っており、プロテスタント教育で3年間過ごしています。日曜日は礼拝があり、毎週通っているという次第です。

 なので10時まである礼拝を15分前にお迎えに行き、そこから実家へ向かいました。結構時間ギリギリかと思いきや、親類は集まっているもののご住職は10時過ぎに来られたのでセーフ。滞りなく法要は終了しました。

旦那は長男

 我が家の家族構成は以下を参照↓↓↓↓

 我が旦那は長男坊です。実家での法要のあとお墓参りという流れでした。その帰りの車中、旦那が「我が家は子供が女の子2人だし、法事なんかも嫁に行ってしまえばどうなるのかね。なんなら俺の代で、たとえば親父やおかんの3回忌とか7回忌以降、法事はもうしないと決めてしまったほうがいいのではないかな。」と謎の心配をしています。とりあえずその場は「長女なり次女がやってくれるんじゃない?なんなら次女が婿をとって・・・」と取り繕っておきましたが、一体コイツは何の心配をしておるのか。謎なやつです。そんなことは子供たちが大人になれば自分たちで自分たちにあった判断をするでしょうと。この世にいないあなたが心配することではないのよ、と言葉にはしませんでしたが思いました。

文化の継承とは?

 法事に限らず、昔ながらの文化というか慣習というものはたくさんあります。今年長女が7歳で来週は七五三参拝の予定です。現在不妊治療中ですが、仮に3人目が生まれればお宮参りがあり、お食い初めがあり、長女や次女がやってきた儀式が3人目も同じだけ控えています。子供のことに限らず、先人たちが亡くなれば供養をする、法事をする、子供の結婚が決まれば結納があり結婚式があり、結局誰に強制さていることでもないですが、慣習としてやらねばならぬの精神で続けいていくわけです。

 ただ、こういった慣習も様々に簡略化されたり消滅したりしていきます。信じるモノが変われば行動や習慣も変わります。法事一切が終わったあと、買い物の車中で旦那が言っておりました。「宗教って慣習として何も考えず従っていれば、考えることなく、例えばお布施もできるけど、それはいったい何なのかを考え始めるとよくわからなくなる。いったいお布施とかって何にお金を払っているのだろうか、と。」

 コイツはたまによくわからんことを口走ります。まぁでも、なんか言ってることは感覚としては入ってきます。たぶん「法事を俺の代で終わらせる」ということにそれらしい理由付けが欲しいのでしょう。なんだかんだお墓参りとかいく旦那ですので。でも、そんな自分が消え去った後のことをここで考え込んでもしかたない。後のことは後に残った人にすべて託して、出された結論を快く受け入れてあげると常日頃から伝えてあげることが大事かなと思うわけです。